気分変調症により障害基礎年金2級をもらったケース

相談時の状況(40代・女性)

結婚後に家事や育児中などで些細なことでイライラするようになり、自分の感情のコントロールができなくなりました。

不安が強く些細な事でもパニックになるため夫勧めで病院を受診したところ気分変調症と診断されました。服薬治療を受けての症状が改善しませんでした。

また、臭いや光にも過敏に反応するようになりました。

家事や育児、身の回りのことも出来なくなり、障害年金の請求をしたいと思い相談にみえました。

社労士による見解

育児ができないほど症状が悪い状態でした。

聞き取りした日常生活の様子から障害年金が請求できると思いました。認定日請求が可能だと思いました。

受任してから請求までに行ったこと

記録の調査で障害認定日に厚生年金に加入していたことが分かりました。

認定日請求はできないと思いましたが、夫の会社から給料が出ていましたが、実際は労働をしていた事実がなかったことが分かり申立書を使って請求をしました。

結果

障害基礎年金の2級に認められ、無事に受給することができました。

安心して子育てをして頂きたいと思います。

コメント

今回は認定日請求では、請求者が認定日の頃高い給料で厚生年金に加入していたことが記録調査で分かりました。

障害認定日の頃に高い給料をもらえる状態の場合には障害年金を受給できる可能性はほとんどありません。

しかし、夫の会社から給料が出ていましたが実際は労働をしていないことが分かり、その旨の申し立てを使って請求をしました。無事に受給できて良かったです。

安心して療養に専念して頂きたいと思います。

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