統合失調症で障害厚生年金2級をもらったケース

相談時の状況(50代・女性) 

平成10年頃から不安が強くなり自分が重い病気を患っている気がした。突然、踊りだしたり、じっとしていることができなくなるような幻聴や幻覚がでるようになりました。

心配した家族に連れられて病院を受診すると統合失調症と診断されました。

入院治療を受けることもありましたが、家族に支えられてなんとか生活されていました。たまたま障害年金のことを知って相談にみえました。

社労士による見解

平成10年頃の発病でしたが、障害年金を知らず請求はしていませんでした。

通院歴が長く、通院していた病院がほとんど同じだったため、遡及請求も可能だと思いました。

現在も、不安が強く、体調によっては幻覚や幻聴があり、常に誰かに話も聞かれている気がしているなどの症状があり、障害年金2級相当に該当すると思いました。

受任してから請求までに行ったこと

5年ほど前まで通院していた病院にカルテが残っていました。初診の病院に認定日の診断書を作成してもらえたので受診状況等証明書は省略できました。

現在の症状にあった診断書を作成していただけたのでスムーズに請求できました。

結果

障害基礎年金2級になりました。子の加算も受給でき、過去にさかのぼって5年分も受給できました。

「仕事をしていると障害年金はもらえませんか? 仕事を始めると障害年金が止まってしまいますか?」という相談をよく受けます。

今回ケースは、請求当時、週6日のアルバイトができていました。仕事内容は単純作業で人と関わらなくてもよい仕事でした。障害年金は仕事をしていても受給できたケースでした。

日本年金機構のガイドラインにも「障害年金は、労働に従事していることをもって直ちに日常生活能力が向上しているとは捉えず、その療育状況を考慮するとともに、仕事の種類や内容、就労状況、仕事場で受けている援助や他の従業員との意思の疎通の状況も考慮されて審査する」とあります。

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