高次脳機能障害(知的障害)に より障害厚生年金2級をもらったケース

相談時の状況(50代・男性) 

生まれたつき脳に血栓があり、検査したが原因不明でした。病院を受診すると知的障害と診断されました。学校では友達もほとんどなく、授業はついていけませんでした。友達と遊ぶこともなく外出はいつも両親と一緒でした。大学を卒業後、就職をしましたが接客が上手くでず2か月でやめてしまいました。その後も就職しましたが会社都合で退職となりました。なかなか就職できないこともあり、障害者手帳を取得して就労支援センターに通い、就労支援センターの紹介で20年程前に某百貨店に就職しました。区役所で障害年金がもらえるのでは言われ相談にみえました。

社労士による見解

毎日同じ仕事を繰り返しやり、人と関わることもほとんどなく、一人で黙々と仕事をして家に帰る生活を送っていました。通勤にも慣れたが電車が止まるなどの突発的な事態には対応できいことなど障害年金が受給できると思いました。

受任してから請求までに行ったこと

初診の病院はありませんでしたが、子供頃に受診した資料が残っていました。知的障害の方は、受診してもお薬もでないためほとんどの方は病院に通院していません。すぐに病院を探して、診察を受けてもらうようにしましたが、最初に行った病院では、知的障害は診察しないと言われてしまいました。2つ目に行った脳神経外科を受診してやっと診断書を書いてもらえました。

結果

無事に障害基礎年金の2級に認められました。

今回請求された方は障害者枠でお仕事をされていらっしゃいます。仕事の内容としては、単純な入力作業ですが、常にサポーターが付いて丁寧に教えてくれます。仕事の環境はとてもよく、理解や配慮もありますが、障害者枠雇用で働いているため20年働いていてもほとんど昇給もありません。障害者雇用のお給料だけで生活していくのは大変です。障害年金を受給して頂けるようになり少しでも豊かな生活を送って頂けることを嬉しく思います。

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