広汎性発達障害により障害厚生年金2級をもらったケース

相談時の状況(20代・男性) 

幼少期から他の子共より少し成長が遅く、小学校では通級をしていました。成績は悪くありませんでしたが友達とのコミュニケーションが上手く取れずいじめられることもありました。空気を読めずに相手の気分を害してしまうことを言ってしまうことがあり、学校では浮いている感じでした。
やっと内定がもらえた会社に就職しましたが、ミスが多く、与えられた仕事ができませんでした。上司からは強く叱責されることが続き、会社に行くのが嫌になってしまいました。病院を受診すると発達障害と診断され、障害者枠での就労を勧められました。しかし、障害者雇用でも40社ほど落とされ、やっと使ってくれた会社で仕事をしている時に相談にみえました。

社労士による見解

障害者手帳の交付を受けて障害者雇用で就労していていますが、自宅の鍵をかけ忘れるなど危機管理ができないことや、炊事や食事の支度、洗濯などは同居人が援助してくれていることから障害年金が受給できると思いました。

受任してから請求までに行ったこと

症状をしっかりと聞き取り、症状に合った診断書を作成していただくことができました。子供の頃からの状況をしっかりと申し立てて請求しました。

結果

無事に障害厚生年金の2級に認められました。

子供の頃に支援級に通級されていましたが、特に病院の受診がありませんでした。知的障害は20歳前障害となりますが、発達障害は20歳前に病院の受診がない場合には、20歳過ぎに初めて病院に掛かった時の加入機関で、障害基礎年金または厚生障害年金かが決まります。初めて病院を受診した時に会社勤めをしていた場合には障害厚生年金がもらえます。障害厚生年金は1級から3級まであるので障害者手帳で働いている場合でも国民年金に比べると障害年金が受給できる可能性があります。障害者雇用で就労されていらっしゃる方は、障害年金が受給できそうかどうかを一度専門家に相談されるといいと思います。

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