統合失調症より障害基礎年金3級をもらったケース(40代・男性)

相談時の状況(40代・男性) 

15年程前から統合失調症を発症されました。幻聴、特に自分に対する悪口、陰口、うわさなど否定的な声が聞こえてくるため、通常勤務の仕事を続けることができなくなってしまいました。人と接触することのないアルバイトをしながら生活をされていましたが、当然収入も少なく生活面の支援が必要な状態で相談にみえました。

社労士による見解

幻聴が聞こえた場合には音楽を掛けて気を紛らしたり、幻聴が聞こえ難いザワザワと音のする環境でアルバイトをするなど症状が出た時の対策をよく分かっていらっしゃいました。しかし、特別な環境でないと仕事ができないのは、仕事に制限があるため障害年金の請求が可能と判断しました。

受任してから請求までに行ったこと

アルバイトができていることや一人暮らしができていることなど日常生活能力はけして低くありませんでした。予想通り診断書の日常生活能力はとても軽く書かれていました。しかし、正社員として働くことができないことや幻聴が聞こえにくい環境でしか仕事ができないことを申し立て等でしっかりと訴えました。

結果

無事に障害厚生年金の3級に認められました。 

今回の診断書に内容だけ見ると不支給になってもおかしくないものでした。
しかし、正社員の仕事をしたくても幻聴に悩まされアルバイトをしかできないのは労働に制限があります。
厚生年金の場合には「労働が著しい制限を受けるかまたは労働に制限を加えることを必要とする程度」の場合には障害年金の3級相当に該当する可能性があります。傷病によって、仕事をしたくても出来ない、仕事が続かない、長い時間働くことができない・・・仕事に制限がある方は是非ご相談ください。

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