クローン病で障害厚生年金2級を受給したケース

相談時の状況(50代・女性)

40年以上前にクローン病を発症し、大腸や小腸を摘出する手術を受け、その後は腸閉塞を繰り返していました。口から食事が取れない状態になり、栄養剤の点滴を24時間付け、栄養補充ゼリー以外は口にできなくなってしまいました。体力も減退し、今後仕事を続けていくことに不安を感じているとのことでご相談にみえました。

社労士による見解

初めてクローン病で病院を受診した際に厚生年金に加入していたこと、24時間点滴を持ち歩き、睡眠時も2時間おきにはトイレに行く状態が続いており日常生活への支障も大きいこと等から、障害厚生年金を受給できる可能性があると考え請求のサポートをいたしました。医師は仕事ができているからと症状を軽く診ていたようですが、同居のご家族が家での様子をお伝えし、症状に合った診断書を作成してもらうことができました。

結果

障害厚生年金2級に認められ年額約1,417,800円受給することができました。療養に専念されて、お体の具合が少しでも良くなられるようお祈りしております。

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